子供のトレーニング

フィットネス・エクササイズ2010.04.19

お子さんのいらっしゃる会員様も多いと思います。今回は子供のトレーニングについて書いてみます。

「子供にトレーニングをさせる」
こう言うと、世間では敬遠されがちなイメージもあるかと思います。実際、巷には様々な迷信が飛び交っていて、例えば、“背が伸びなくなる”とか“15歳を過ぎるまでやるべきでない”とか。本当のところはどうなのでしょう。

私としての結論では、子供にもトレーニングは有益です。
「適切」なレジスタンストレーニングは、骨密度を上げ、骨の成長・発育、体組成の改善、神経系の発達、身体機能の向上に役立つ事が分かっています。問題になるのは『何が適切で何が適切でないのか』というところではないでしょうか。

適切でないものとしては、まず「強すぎる負荷」です。成長軟骨に過度の負担をかけると骨の成長に悪影響を及ぼす事があります。このあたりが“トレーニングをすると背が伸びなくなる”という噂に関係しているのでは。
確かに、重いものをやみくもに持ち上げようとした時や、高い所から飛び降りた時のような衝撃は、成長軟骨の故障を招きやすいです。あとは、長期に渡って同じ部位ばかりに何度も何度も集中的な負荷をかけるのもあまり良くないようです。
しかし、「強すぎる負荷」が有害なのは大人であってもあてはまる事。子供の骨が未熟で故障しがちであるため、とりわけ子供への懸念ばかりが強まり、トレーニングへの誤解が一人歩きしているのでないでしょうか。

とどのつまり、大人であろうと子供であろうと適切でない事を過剰に行えば何らかの弊害が出るという部分では一緒であり、適切なトレーニングを行えば身体にとって有用であるという事もまた一緒なのです。

では子供にとっての最適なトレーニングとは?
オススメしたいのは「自分の体重を使った全身運動」です。
このような運動は、筋力、バランス、神経系の連携、心肺機能などを向上させます。

昨今のIT技術の進んだ世の中で、子供たちの運動する機会はますます減ってきています。
少年時代、毎日日が暮れるまで泥んこになって遊んでいた私からすると、やはり子供には外で元気に身体を動かしてほしいものです。
「トレーニング」などと聞けば毛嫌いするかも知れませんが、校庭にある『登り棒』など、完全に自重トレ※です。

下の画像は、今回の記事を書くきっかけとなった風景。祝日の昼下がり、閑散とした近所の公園です。いい運動になりそうな遊具がたくさんありますが、誰も使っていません。
確かに物騒な世の中になっているのも事実ですが、運動する事の大切さを忘れず健康に過ごして欲しいと願うばかりです。

長くなりましたが今回はこの辺りで。お読みいただきありがとうございました。


(竹内)

画像(1):よじ登って遊ぶ遊具でしょうか。全身を使ういい運動になりそうです。
画像(2):体幹の安定化につながりそうです。流行のコアトレーニングですね。
※画像撮影者/竹内
写真:よじ登って遊ぶ遊具でしょうか。全身を使ういい運動になりそうです。 写真:体幹の安定化につながりそうです。流行のコアトレーニングですね。

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