金剛力士像の如く

フィットネス・エクササイズ2010.06.15

先日休暇で京都・奈良に行ってきました。ゆっくりお寺巡りや京ならではの食事が旅の目的です。今回初めて奈良にも足を延ばすことにしていたのは、昨年東京国立博物館で展示会が開催され100万人近くの来場で話題になった興福寺の『阿修羅像』を拝むためです。テレビや雑誌で取り上げられ、特に女性の間で注目になり、「アシュラー」や「仏像ガール」なる言葉も生まれたそうです。

興福寺の他に、東大寺や春日大社など参拝の方、観光客が多く集まる場所である奈良公園は鹿がいる場所としても有名ですね。鹿と触れあいながら、興福寺へ。

オープンしてすぐにたくさんの人で賑わう館内。中でも阿修羅像の前には正面から見ようと集まっています。物憂げな阿修羅の表情はずっと見ていて、微笑んでいるのか、悲しんでいるのか、無なのか、見る人、見る気持ちによって、違う印象を与えるのでは。たくさんの人を惹きつけるのがわかります。

ただ僕はその阿修羅像に惹かれる以上に『金剛力士像』の二体の前に釘付けになってしまいました。口を開いて威嚇するかのような形相で身体を捻る阿形、口を閉じ力を身体の内に溜め胸の盛り上がりが強調された吽形。

通常金剛力士と言えば、寺院を守護する役目の仏像のため外に置かれるため、風雨にさらされ、きれいに形が残っているものは少ないのですが、興福寺の像は最初から仏堂内部に安置された為、きれいに残されています。高さは160cmもないのですが、筋肉の盛り上がり、それに反してすらっと伸びる脚は、見る者を圧倒します。盛り上がった胸、背中、お腹、肩、腕、ふくらはぎ。仏師によって作られた芸術は全てが美しく、時を越えて魅了されました。

京都ではお寺で坐禅を組んだり、鴨川沿いで納涼床を楽しんだりと色々経験出来た今回ですが、初めに訪れて出会った金剛力士像が一番印象に残る旅になりました。最近トレーニングに集中出来ていませんでした。金剛力士のような繊細で美しく、力強い体を目指して、心改めてトレーニングに向かう決心をしました。みなさんも憧れる体があると思います。体は生活が正直に反映されるもの。トレーニングすれば幾つになっても変えられます。もう一度何かしらの目標を持ってフィットネスに励めば、きっといい結果が待っているはずです。


(和田)
写真:坐禅で心スッキリ 写真:鹿とのふれあい

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