栄養士嘉恵の1Pアドバイス

食事・栄養・レシピ2018.04.25

栄養士嘉恵の1ポイントアドバイス

春の健康その2
<春野菜で体調管理>です。

春野菜特有の苦みや香りは心身に刺激を与え、体の機能を活発化させる働きがあるため、積極的に摂るようにしましょう。春野菜は、できるだけ新鮮なうちに調理したり、アクを抜きすぎないようにして、苦みや香りを生かす工夫をしましょう。

春野菜1:春キャベツ
 春キャベツにはビタミンUとビタミンKが豊富に含まれています。
胃の粘膜を丈夫にし、炎症などを予防する働きがあります。
また、淡色野菜の中ではビタミンC含有量が多く、特に芯の周辺に多く含まれます。

春野菜2:菜の花
 春野菜の中でも栄養価が高く、葉や茎共に食べることができます。
菜の花に含まれるビタミンC、B1、カルシウムは精神の安定に欠かせない栄養素です。
環境が変化しやすい春に積極的に食べましょう。
そのほかにはカロテン、ビタミンB2、鉄、食物繊維が豊富です。

春の野菜3:アスパラガス
 アミノ酸の一種アスパラギン酸が多く、新陳代謝を活発にしてスタミナを強化します。
特に先端部には、抗酸化作用のあるルチンが多く含まれています。

・アルカロイドとファイトケミカル
 春野菜には、アルカロイドとファイトケミカルという成分も含まれています。
アルカロイドは、春野菜などに含まれる、独特の苦み成分をいいます。
ほのかな苦みやアクは味覚を刺激し、胃腸の働きを活発にします。
細胞の新陳代謝を活発にする働きもあり、冬の間に体内に蓄積された余分な老廃物を体外に排出します。
ファイトケミカルは、植物が紫外線や虫などから自分を守るために作り出す物質で、野菜や果物、豆類などの植物性の食品に豊富に含まれます。
カロテノイド類、ポリフェノール類、フラボノイド類など、それぞれの働きは異なりますが、どれも強い抗酸化力を持ちます。この抗酸化力は、体内で活性酸素の害から細胞を守ります。

春野菜が出回っているわずかな期間に、おいしく食べて健康管理。
ぜひ、普段のメニューに取り入れてみてはいかがでしょうか。


(坂井)

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