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低ければいいわけじゃない?健康診断で気になるコレステロールの見方と基準値

低ければいいわけじゃない?健康診断で気になるコレステロールの見方と基準値
健康診断の項目で多くの方が注目しがちなのが「脂質検査」の数値です。血液中の脂質濃度を調べる項目ですが「コレステロール値が上がったら健康に良くない」「数値上昇=メタボリックシンドロームの危険信号」だと思っていませんか?実は、そんな単純な話ではないのです。
そこで今回は脂質検査に関する基礎知識と、中性脂肪・HDLコレステロール・LDLコレステロールの見方について解説します。
目次
中性脂肪・コレステロールとは?
厚生労働省の「e-ヘルスネット」では、中性脂肪とコレステロールについて以下のように説明されています。

【中性脂肪】
「肉や魚・食用油など食品中の脂質や、体脂肪の大部分を占める物質。単に脂肪とも呼ばれる。(中略)人や動物にとって重要なエネルギー源であり、脂溶性ビタミンや必須脂肪酸の摂取にも不可欠です」

【コレステロール】
「人間の体に存在する脂質のひとつで、細胞膜・ホルモン・胆汁酸を作る材料となっている。血液中において過剰もしくは不足した状態になると、動脈硬化などの原因となる」

健康に悪いものという漠然としたイメージが先行している脂肪やコレステロールですが、身体を動かすために必要なエネルギーの源でもあり、不足していると動脈硬化などの不調をまねくこともあります。血液中の脂質濃度は基準値の範囲内に収めて、バランスを保つことが大切なのです。
中性脂肪・HDLコレステロール・LDLコレステロールの基準値
【中性脂肪】
<異常:29以下 500以上/要注意:150~499/基準範囲:30~149(単位㎎/dL)>
糖質がエネルギーとして脂肪に変化したもので、とりすぎると体脂肪として蓄えられます。肥満をまねく原因になり、生活習慣病やメタボリックシンドロームを引き起こすことも。逆に数値が低いと栄養不足や低βリポたんぱく血症などが疑われるので、栄養バランスの取れた食生活を意識しましょう。

【HDLコレステロール】
<異常:34以下/要注意:35~39/基準範囲:40以上(単位㎎/dL)>
善玉コレステロールとも呼ばれており、血液中の悪玉コレステロールを回収する役割を果たしています。HDLコレステロールは基準範囲を下回らないことが重要です。少ないと、動脈硬化の危険性が高くなります。

【LDLコレステロール】
<異常:59以下 180以上/要注意:120~179/基準範囲:60~119(単位㎎/dL)>
別名・悪玉コレステロール。LDLコレステロールが多すぎると血管壁に蓄積され、動脈硬化による心筋梗塞や脳梗塞を起こす危険性を高めてしまいます。HDLコレステロールとは反対に、基準範囲を超えないように注意が必要です。
基準値を外れていた場合は?
健康診断や人間ドックの結果を見て、中性脂肪やコレステロールの値が基準範囲を外れている場合は、医療機関に相談をしてください。異常の原因は遺伝や生活習慣など、さまざまなものが考えられます。
「ちょっと気になる」程度の場合は、ご自身の食事内容をきちんと把握してみましょう。中性脂肪が気になる方は、炭水化物中心の食事になっていませんか?HDLコレステロールが低い方は、アルコールを取り過ぎていませんか? LDLコレステロールが高い方は、トランス脂肪酸や飽和脂肪酸(牛肉やバターなど)が多い食事になっているかもしれません。
当たり前かもしれませんが、中性脂肪やコレステロール値に異常が出ている方の多くは、栄養バランスが偏った食事をとっているのです。「三大栄養素」と呼ばれる炭水化物・たんぱく質・脂質と、ビタミン・ミネラル・食物繊維がきちんととれる食事を1日3食摂取すると、身体を健やかに保つための下地が出来上がります。この下地作りを頑張りながら、適度な運動を心がけるようにしましょう。
以上、脂質検査に関する基礎知識と、中性脂肪・HDLコレステロール・LDLコレステロールの見方について解説しました。これらの数値が適正範囲の方も、ちょっと気になる方も、ご自身の食生活を振り返り、現状を理解することから始めてみましょう。より健康的な生活を送るためのヒントが見つかるかもしれません。
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