匂いの可能性

店舗日誌2020年10月22日

私は小さい頃から何にでも匂いを嗅ぐ癖があります。
親にも何度も注意をされましたけど、今も変わらず匂いを嗅いでしまいます。
特に初めて見る物対しては必ずと言って良いほど嗅いでしまいます。

人は視覚・味覚・聴覚・嗅覚・触覚の五感がありますが、どの五感も物事を記憶します。
五感の中で一番記憶を思い出しやすいか何かわかりますか!?
正解は嗅覚です。

この世の中には色々な匂いがあります。
香水の匂い、家の匂い、人の匂い、など様々な匂いが存在していて、人間は知らない間に匂いで記憶しているのです。

私自身も匂いで昔の記憶が蘇ってきます。
たとえば、今家で使っている柔軟剤の匂いが、部活の後輩の服の匂いにそっくりなので、服を着る度に後輩のことを思い出してしまいます。
この様に特定の匂いによって、それらにまつわる記憶を誘発する現象をプルートス効果と言います。

なぜプルースト効果という名前がついたのか、由来を説明します。
マルセル・プルースト作の「失われた時を求めて」という長編小説の文中において、主人公がふと口にした紅茶に浸したマドレーヌの味から、幼少期に家族揃って夏の休暇を過ごしたコンブレーの町全体が自らのうちに蘇ってくるというお話があり、それが元になってプルースト効果と呼ばれるようになりました。

そして、なぜ匂いが記憶を思い出させやすいかと言いますと、脳の嗅覚を司る部分が記憶や感情を司る場所と直結しているからです。
目や耳から入った情報は間接的に伝わるため、直接的に伝わる嗅覚が一番早く脳を刺激するのです。
だから匂いが一番記憶を鮮明に呼び覚まし、他の五感で想起されるいかなる記憶より嗅覚による記憶の方が正確なのです!

好きな人とデートする時に香水など匂いのするものを付けて、好きな人にこの匂いは私の匂いという印象をつけることができたら、好きな人が街角や電車の中でその匂いをふと嗅いだとき、自分のことを思い出してくれると思いますよ。
皆さんはプルースト効果を実際に体験したことはありますか??


(藤井)

画像(1):お気に入りの柔軟材
画像(2):お気に入りの香水
※画像撮影者/藤井
写真:お気に入りの柔軟材 写真:お気に入りの香水

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