強きものとは

店舗日誌2020年10月25日

涼しくなるとラグビーのシーズンが始まります。
私はクラブチームでしかラグビーの経験がありませんのでほぼ素人同然なのですが、私が20年前に所属していたクラブチームには全国高校大会で優勝したチームの選手が何人かチームにいました。
彼らはさすが全国優勝レベルの選手だけあって、他校出身の選手からも「凄い」と言われる上手い選手達でした。
そんな彼らと一緒に出ていたある試合のできごとです。

いつものように彼らは実力をフルに発揮して突進していきます。
そしてゴールライン目前で「トライ」かと思いきや、突然少し離れた選手に「パス」をしました。
「パス」された選手は前に誰もいないのでそのまま「トライ」・・・。
別にパスしなくても自分でもトライできるのに・・・と思いましたがあえてその選手はパスをしたんですね。
パスを受けてトライできた選手は自分と同じような素人で、チームではあまりうまくない選手。
多分トライする喜びを彼は味あわせたかったのでしょう。
強い故に出る優しさ、人一倍努力してきたからこそわかる最大の喜びの場面、価値。
その選手は私より一つ年下でしたが自分より遥かに人間の大きさを感じました。
又、その選手は自分が上手いこと、凄い選手であることを決して口に出すことはなく、でしゃばる人でもありませんでした。
本当に強い人とはこのような人のことを言うのだと思いました。
自分もこういう人になりたいと思いましたし、自分の得意なところ、成功した体験はまだ体験していない人に味わせるものだということを実感させられました。

でも人間ですから自慢したい時もありますが、今でもその時のことを思い出して、自分を戒めるようにしています。


(三淵)

画像(1):私のラグビーボール
※画像撮影者/三淵
写真:私のラグビーボール

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