私が学んでいるもの

店舗日誌2020年10月27日

先日、学校の授業でヘンプという麻の紐を使って、ミサンガを作りました。
ミサンガは手首、足首などに結び、ミサンガが自然に切れると願いが叶うという縁起担ぎがあります。私はサッカーをやっていた頃、足首につけていましたが、つけていた側の足を怪我して以来、ミサンガはつけないことにしています。噂ではミサンガを足首につけると怪我をしてしまうらしいです。

この授業では、ミサンガ以外にも、牛乳パックで作る飛行機やキミ子方式という描き方の絵画、木工、粘土細工、レザークラフトなどなど、昔の図工的な授業をしています。

なぜ、このような授業があるかというと、私は作業療法士という職業になるために専門学校に通っています。作業療法士というのは、簡単に言うと、リハビリの先生です。しかし、一般的に思い浮かべるリハビリというと、スポーツ選手が怪我をしたときに行う筋トレ的なものや高齢者の方が歩く練習を行っていたり、リハビリの先生にいろいろな関節を動かしてもらっているような光景ではないでしょうか。実際に私も以前まではそうでした。しかし、そういったイメージのリハビリは、理学療法士という資格の先生が行っていることが多いです。

さて、私が学んでいる作業療法とは?
「作業療法とは,身体又は精神に障害のある者,またはそれが予測される者に対し,その主体的な生活の獲得を図るため、諸機能の回復、維持及び開発を促す作業活動を用いて、治療、指導及び援助を行うことをいう。」という定義が作業療法士協会で決められています。(実際にこの定義を私も覚えました。)簡単にすると、怪我をされた方、認知症の方、精神科に通われている方、ダウン症の方などに、あらゆる作業を用いて、リハビリを行うということです。

私が感じた作業療法の魅力は、患者さんをメインに考えられるところです。患者さんがもし、手芸が趣味だったら、リハビリに手芸を用いることができます。もし、食事をするのが難しい人だったら、食事の練習をします。患者さんのニーズに合わせて、さまざまな作業を用い、今後、より良い生活をしていけるようにリハビリを一緒に行えるのです。

もし、近くに作業療法士のお世話になられている方がおられたり、今後、作業療法の現場を見られたりしたときは、「遊んでいるようにみえるけど、どこがリハビリなん?」と思わないでいただけるとうれしいです。また、リハビリの先生のお世話にならないように日頃から予防しておくのも大切なリハビリのひとつです。私の学校の先生で、酔っ払って、クッションを抱いて寝ていたら、手が圧迫されて、橈骨神経麻痺による下垂手という状態になって、自分でリハビリをされていました。この下垂手は、腕枕などでもなりやすいです。こんなかんたんな事でも、リハビリしないといけなくなるかもしれませんので、みなさん、どうぞ、お気をつけください。もし、興味がありましたら、高津までご報告を。


(高津)

画像(1):ミサンガ完成!
画像(2):ミサンガ作りの様子
画像(3):レザークラフト
※画像撮影者/高津
写真:ミサンガ完成! 写真:ミサンガ作りの様子 写真:レザークラフト

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