よい脂、そうでない脂

食事・栄養・レシピ2021年2月28日

最近のダイエットブームの中でよく聞かれるのが「体に良い脂と、そうでない脂」。イメージとしては、植物油や魚油は体に良くて、肉や卵の脂肪は体に悪い、ではないでしょうか。しかし、体に取り入れるものに対してイメージだけで善し悪しを決め付けてもよいのでしょうか。そこで、数種類の脂の特徴とメリット・デメリットを紹介します。

脂の種類は「飽和脂肪酸・不飽和脂肪酸・トランス型脂肪酸」の3種類に大別されます。
(1)飽和脂肪酸・・・肉、卵、乳製品に多く含まれている脂肪。コレステロール値を上昇させやすいとして一昔前までは敬遠されていましたが、現在の研究では卵黄は主に善玉コレステロール値は上昇させますが、悪玉に関しては食べ過ぎない限りは関与しないという研究結果が出ており、更にテストステロンという男性ホルモンの分泌量をアップさせ、筋量アップ・脂肪燃焼を促してくれる効果も望めます。ただし普段の食事で炭水化物を大量に摂取しているのならば、飽和脂肪酸をある程度抑える必要があります。

(2)不飽和脂肪酸・・・魚、大豆製品などに多く含まれている脂肪。血流を改善し、運動中のエネルギー源になりやすいというメリットがあります。低炭水化物ダイエット中はあえて摂取量を増やし、体脂肪を燃焼させながら筋量をキープさせる効果があります。以外にも先述した肉、卵、乳製品にも含まれています。

(3)トランス型脂肪酸・・・主に揚げ物に含まれている脂肪です。内臓脂肪・皮下脂肪、共に付きやすくしてしまい、体へのメリットはほとんどありません。「植物性油100%使用」と書いてあると安心感はありますが、実は植物性の油は長時間加熱すると原子・分子の構成上、わずかながら後天的にトランス型脂肪酸に変性してしまう可能性があるのです。揚げ物よりも、ある程度摂取量を調整した肉、卵、乳製品の方が健康的だということですね。

脂肪はただ体に悪いってイメージがありましたが、こうして見るとメリット・デメリット色々出てきますね。正しく脂肪を摂取して健康な体をつくりましょう。


(石原)

画像(1):揚げ物はおいしいですよね。でもほどほどに…
※画像撮影者/石原
写真:揚げ物はおいしいですよね。でもほどほどに…

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