健康2021年3月3日
「生きて腸まで」、そんなフレーズを聞いたことはありませんか?
そう、乳酸菌商品の有名な宣伝文句です。乳酸菌は整腸作用や免疫力向上、アレルギー疾患緩和などに効果があるとされ、このフレーズはたくさんの乳酸菌商品に採用されています。
しかし、実際は生きて腸まで届く必要はないということを皆様はご存知でしたか?腸内細菌叢研究の権威である光岡知足氏(「善玉菌」、「悪玉菌」という言葉の生みの親で、世界的にも大変著名な方です)も「生菌、死菌どちらでもいいので、数を摂ることが重要。」という旨の主張をされています。
一日の理想的な乳酸菌摂取数に関しては、諸説ありますが5000億個以上といわれています。これは、100mlヨーグルトに換算すると、なんと数十個分になります。とんでもない量ですよね。これでは、まず不可能です。
しかし、生菌では不可能でも死菌なら可能です!
死菌は1菌体当りの体積が生菌より小さいので1度に多量の菌体を摂取でき、死菌であるために熱や胃酸の影響を受けず品質が安定しているというメリットがあります。
普通の食事で十分な数を摂るのはなかなか難しいですが、死菌乳酸菌配合の健康食品やサプリメントも増えており、配合数の多いサプリメントでは一包で数千億個の乳酸菌が摂れます!
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