秋の味覚と言えば〜さんま編〜

食事・栄養・レシピ2012年10月19日

今月は、秋の味覚といえば・・・というテーマでお届けしていますが、秋の味覚の一つでもあるさんまをご紹介いたします。

まず、「秋刀魚」の語源を調べてみました。諸説様々あるようですが、さんまはその姿から「秋(によく捕れる)(細長く銀色に輝き、)刀(のように見える)魚」を連想させる事から付けられたと言われているようです。スーパーなどの鮮魚コーナーに並んでいる、脂ののったキラキラした秋刀魚を目にすると納得できますよね。

さて、皆さんもご存じの通りさんまは栄養素が多く含まれている食材です。特に秋が旬の今の時期のさんまは脂質が20%以上になるそうです。EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)が多く含まれていて、血液をサラサラにし血栓を予防する事から、生活習慣病を予防する事ができます。そして、良質なたんぱく質も注目です。さんまに含まれるアミノ酸は体内に吸収されやすいそうです。その他にもビタミンB群、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンAを含んでおり、カルシウムや鉄分も豊富で、貧血の予防や眼精疲労、がんの予防にも効果がある食材です。さんまは、おいしいだけではなく、身体に良い栄養素を豊富に含んでいるんですね。

写真:秋刀魚の塩焼き
画像(1)秋刀魚の塩焼き

ところで、さんまは塩焼きにして食べる事が多いですよね。そのつけ合わせとして大根おろしが一般的ですよね。大根おろしを一緒に食べると、栄養素をより吸収しやすくなる効果があるという事を、皆さんはご存知でしたか?

さんまに含まれている栄養素は身の部分より血合いや内臓に含まれている事が多いそうです。苦みがあるのでちょっと苦手という方も多いでしょう。そこで、大根おろしが活躍するのです。大根おろしは、苦みを抑えてくれます。また、発がん物質を抑える効果やたんぱく質を分解する酵素が入っているので、消化を促進したり、ビタミンや鉄分の吸収をよくしてくれます。豊富な栄養素を含んでいるさんまですが、ビタミンCは含まれていないので大根おろしを添えることで、バランス力がアップします。このように、大根おろしを添えるのには、しっかりとした理由があったのですね。

最後に、塩焼きにする時のワンポイント。さんまを乗せる前に焼き網に「酢」を塗ってみましょう。焼きあがってお皿に乗せる時に、皮がくっつかずスムーズに取る事が出来ますよ。表面はパリパリ、中はジューシー、見た目もきれいなさんまで栄養素を丸ごと吸収しましょう。


(山田)

画像(1):秋刀魚の塩焼き
※画像撮影者/山田
写真:秋刀魚の塩焼き

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