フィットネス・エクササイズ2021年1月25日
柔軟体操は続いていますか? 今回も水泳に限らず運動に必須な「筋肉」について紹介します。 プールで筋力アップはできるかよく質問されますが、やはり筋力を上げたいのであればフィットエリアにあるマシーンを使っていただく方が効果的です。 しかし、柔軟とは違い、身体にある筋肉全てが発達していた方がいいのかと言われればそれは違います。僕の先輩で筋トレスペシャリストのスイマーがいました。まるでボディビルダーのような肉体で、肝心の泳ぎも速かったです。筋肉で水を掻き分けていました。しかし、問題点がありました。筋肉は重たいので身体が沈んでしまうということと、水中といえその肉体を移動させなければならないので相当なエネルギーを消費することです。そのため50mでいつもバテていました。 そうならないためにも、泳ぐことに効果的な筋肉をつけることが望ましいです。僕のオススメは、大胸筋を鍛えるフライです(画像1)。チェストプレスではなくフライです。チェストプレスの動作は泳ぐ時にしませんが、フライを使用するときの筋肉の動き方はプル時と同じです。次に、普段あまり使用者が少ないケーブルコラムです。キャッチの練習(画像2)だけでなく、フィニッシュもバッチリです(画像3)。 そして、プールに入るだけで鍛えられる筋肉もあります。水の特性である「水圧」がかかることで肺活量が減少し、呼吸動作も制限されるので、横隔膜を押し上げ呼吸筋の働きが活発になります。また、体全体の血管が適度に圧迫され、静脈還流の促進が見込めます。 筋肉が今よりもつけば「より速く」泳ぐことができます。プールで泳ぐだけでなく、パフォーマンス向上のためにもフィットエリアのマシーンを積極的に使ってみてはいかがでしょうか?
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