「今日のお話」 〜膝の間にミニボールを挟む?〜

フィットネス・エクササイズ2010年3月7日

バンクーバーオリンピックで熱くなり、いつもにもましてトレーニングへのモチベーションが高くなっていますが、みなさんはいかがですか??
私の友人がスキー日本代表チームのストレングスコーチをしていますが、オリンピックが終わったばかりだというのに、もう次の大会(世界選手権)で猪苗代に行っているようです。 選手はもちろんですが、トレーナーやコーチなどのスタッフも本当に大変だなと思いました。

さて今日の本題。 前回のお腹のトレーニングの続編ですね。
腹筋のエクササイズでミニボールを両膝の間に挟んで行うのは効果的なんですか? と質問を受けることがあります。 実際、ジムでこのように行っている方をよく見かけますし、私もよくクランチやカールダウンのようなエクササイズを行うときに使います。
これは、ミニボールをつぶすようにして太腿の内側にある内転筋に力を入れています。
腹筋を鍛えるのに内転筋??と思ってしまいますが・・・
骨格筋は筋膜という膜によって覆われていて、お腹にある腹直筋と内転筋群の一つである長内転筋は恥骨を介して、筋膜によってつながっています。 電車の車両と車両がつながっているような感じです。
これにより、ある筋肉が動くと筋膜を通して関連している別の筋肉に力が伝わると考えられています。
つまり腹筋と内転筋は連動して動く、言い換えると内転筋に力が入っていると、腹筋も力が入りやすいというわけです。
このような理由から、腹筋のトレーニングをする時に両膝でミニボールをつぶしながら行うと、より効果的に腹筋を鍛えられると考えられます。
専門的な言葉でkinetic chian(キネティックチェーン)といいますが、キネティックは運動、チェーンは鎖という意味で、キネティックチェーン=「動きの連鎖」という意味になります。
今回取り上げたやり方はまさにキネティックチェーンを考慮したトレーニングの方法といえます。 前述の腹直筋〜長内転筋のラインの他にも、広背筋〜反対側の大臀筋などがあります。
もしミニボールがない場合は、空になった2リットルのペットボトルなどで代用できそうです。 腹筋のトレーニングの際、試してみて下さい。


(石垣)

画像(1):膝の間にミニボールを挟んでクランチを行っているところ
※画像撮影者/池間
写真:膝の間にミニボールを挟んでクランチを行っているところ

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