「今日のお話」足関節の可動性?

フィットネス・エクササイズ2012年5月23日

今日は、また「姿勢・柔軟性チェック」プログラムの研修でオアシス本駒込店にお邪魔してきました。今回も色々な店舗のスタッフに参加していただき、基本的な機能解剖学、姿勢や関節の可動域、FMSについて学んでいただきました。今回、私が講師を担当したのは、後半のFMS、評価、改善のためのエクササイズやストレッチの提案という 部分を担当しました。参加者にうまく伝わったか? 理解してもらえたか? 気になっています・・・

FMSとは Functional Movement Screenの頭文字をとったもので、アメリカの理学療法士のGray Cookが考案した機能的な動作が行えるかどうかのスクリーニングです。アメリカだけでなく最近では日本でもフィットネスクラブやアスリート等に使われ、徐々にポピュラーになってきています。目的は動作の質を見るもので、機能的な動作ができるかどうかを判断します。

機能的な動作とは??Gray CookとMichael Boyleは人の関節は、本来、可動性に富んだ「モビリティ関節」と、安定性に富んだ「スタビリティ関節」の2つに大別でき、それらは交互に並んでいると言っています。例えば、足関節はモビリティ関節で膝関節はスタビリティ関節、その上の股関節はモビリティで、さらに上の仙腸関節から腰椎はスタビリティ・・・となっています。また、機能的で効率の良い動きとは、各々の関節が本来の機能通りに働いた時に得られると言われています。FMSでは、各関節がモビリティとスタビリティという役割を分離し、かつ共同して働かせることができるかを見ています。

FMSは7種目あって、それぞれが3点満点。このポイントをつけて評価するところが、お客様やアスリートにはわかりやすくて良いと思います。オアシスで使っているのは、このうちの1つ、オーバーヘッドディープスクワット!その名の通りバーを頭の上に持ってスクワットを行うものです。これは2人組でチェックしているところ。

写真:オーバーヘッドディープスクワットのチェックをしているところ。これが案外難しい。
画像(1)オーバーヘッドディープスクワットのチェックをしているところ。これが案外難しい。

簡単そうに見えますが、やってみると案外できない。多くの人が「3点」が取れないのです。ここで多く出てくる問題点の1つが、足関節の可動性に問題を抱えている方が多いこと。わかりやすく言うと、カーフ(ふくらはぎの筋肉)が硬くて、足関節の背屈に制限がある、このタイプの方が本当に多いです。

で、このような方におすすめなのが、「ハーフポールペダリング」ハーフカットのポールを使って行う動的なストレッチで、ポールの転がりを利用して足関節を動かしながらストレッチします。私もトレーニング前、これをよく行っています。

写真:ハーフポールペダリング。ハーフポールの転がりを利用してストレッチします。
画像(2)ハーフポールペダリング。ハーフポールの転がりを利用してストレッチします。

体は柔らかければ良いというわけではありません。が、本来動くべき関節が動くべき角度まで動かないというと、日常動作やスポーツのパフォーマンスが低下したり、傷害のリスクが上がってしまったりと、あまり良くありません。ということで、もし足首が硬い場合はストレッチですね。


(石垣)

画像(1):オーバーヘッドディープスクワットのチェックをしているところ。これが案外難しい。
画像(2):ハーフポールペダリング。ハーフポールの転がりを利用してストレッチします。
※画像撮影者/石垣
写真:オーバーヘッドディープスクワットのチェックをしているところ。これが案外難しい。 写真:ハーフポールペダリング。ハーフポールの転がりを利用してストレッチします。

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