「今日のお話」 〜Functional Training System!〜

フィットネス・エクササイズ2009年9月10日

昨日9/9休館日、フィットネスセンターのレイアウト変更を行い、フリーウェイトエリアを少し拡張しました(画像1参照)
で、そのリニューアル後のジムで早速トレーニング! やはりテンションが上がります!

そこで今日のタイトル、Functional Training System(以下FTS)ですが、これはフリーウェイトエリアにあるケーブルのマシン。(広くなったフリーウェイトエリアで非常に使いやすくなりましたよ)
このFTSはPRECOR社のものですが、非常に優れもので、ここ数年同じようなマシンが多くのマシンメーカーからリリースされており、昨今のトレーニングのトレンドと言っても過言ではないと思います。

ところで、Functional(ファンクショナル)という言葉を辞書で調べると、「機能的な」とか「実用的な」とでています。
なぜFTSで行うトレーニングがFunctionalなのかというと、ベンチやパットなど体を安定させるものがなく、不安定な状態で、負荷のかかる方向も垂直、水平、斜めなど様々な方向が選べるので、日常動作やスポーツ動作に近い形でトレーニングすることができるためです。
例えば、「チェストプレス」というエクササイズを考えてみましょう。 シートに座ってグリップを前に押していく、大胸筋や上腕三頭筋を強化するとてもポピュラーなエクササイズですが、日常やスポーツのあらゆる動作において、このように体幹が固定され、軌道も完全に固定された物を押す局面はあるでしょうか? おそらく、ほとんどないと思います。
多くの動作では、体幹部を自身の筋肉で安定させ、四肢の力を発揮することがほとんどではないでしょうか。

この後「スタンディングチェストプレス」というエクササイズを紹介しますが、どちらが「機能的」で「実用的」か一目瞭然だと思います。(こう言うと普通の「チェストプレス」や「ベンチプレス」はあまり役に立たないエクササイズのように思われてしまいそうですが、筋力アップや筋肥大にはこれらはとても有効なエクササイズですよ)

では、エクササイズを紹介! 画像2は「スタンディングチェストプレス」
文字通り立位でチェストプレスを行います。 ケーブルなので軌道が不安定なため、肩周辺の固定と、体幹が後方に引っ張られているため、後ろにもっていかれないよう腹筋群を使っての体幹の固定も必要です。 非常に難しいエクササイズなので、フォームや姿勢を崩さないよう無理のない軽めのウェイトから始めることをおすすめします。(というかチェストプレスで使うような重量はとてもじゃないけど扱えないはず)
バリエーションは腕の動きを交互または片手にしたり、脚を平行や片脚にしたり、インクライン、デクラインなど色々とあります。

画像3は「スクワットプル」
スクワットをしながら(立ち上がりながら)プル動作を行います。 これは体が前方に引っ張られないよう体幹をキープして引っ張らなければならないので、マシンのシーテッドロウよりも格段に難しいエクササイズと言えます。
バリエーションは引っ張る角度を変えたり、スクワットではなくスタンディングにしたり、シングルレッグ(片脚)にしたりと、やはり豊富にあります。

これらのエクササイズはいずれも体幹の安定性が求められるため、言い方を変えると「コアトレーニング」という見方もできると私は考えています。
このようにFTSは多くの「機能的な」エクササイズが可能です。またベンチやボールなどの器具と組み合わせることで、とてつもなく多くの種目を行うことができます。「トライセップスプッシュダウン」だけしか行わないのは非常にもったいないのです。

今回はこのFTSを用いたトレーニングの良い所を紹介しているので、これらが全てのように思ってしまいますが、そういうわけではありません。 重要なのは、トレーニングのプログラム全体を考えて、レベルや目的、時期に応じて適切にプログラムの中に組み込んでいくべきだと思います。
ベーシックなトレーニングをマスターしたという方は、ぜひFTSを使ったトレーニングにチャレンジしてみて下さい!


(石垣)

画像(1):広くなったフリーウェイトエリア
画像(2):スタンディングチェストプレス
画像(3):スクワットプル
※画像撮影者/大野

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