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【中性脂肪&高血圧】健康診断の結果にドキッとしたら運動を始めるべき理由3つ


健康診断の結果で気になる項目といえば、中性脂肪と血圧。両者の間には密接な関係があり、中性脂肪を減らすことで、高血圧の改善を目指すこともできるんです。そんな中性脂肪を無理なく低減させたいなら、運動と食事を見直すのが◎。

この記事では、特に運動からのアプローチにフォーカス。知っているようで知らない中性脂肪について解説しつつ、運動をおすすめしたい理由を3つお伝えします。

「中性脂肪」とは?

中性脂肪とは、エネルギーの元となる血液中のブドウ糖が不足したとき、エネルギーを補ってくれる物質です。人間にとって大切なエネルギー源ですが、増えすぎると厄介なことに。体脂肪として蓄えられることで肥満をまねき、さまざまな病気のリスクへとつながっていきます。

食事で糖質や脂質を摂取しすぎると中性脂肪が合成されやすくなるので、日々の食事には注意が必要です。

中性脂肪が増えるとどうなる?

中性脂肪が増えてしまうと肥満だけではなく、血液中の脂質の代謝異常を引き起こすと言われています。具体的には、善玉コレステロール(HDL-コレステロール)が減少し、悪玉コレステロール(LDL-コレステロール)が増えてしまうのです。これは、いわゆる「ドロドロ血液」の状態ですね。

このドロドロ血液を流すためには高い圧力が必要です。そのため、自然と血圧が上昇して高血圧をまねきます。また、動脈硬化・脳梗塞・心筋梗塞・大動脈瘤・癌など…。他にもたくさんの病気のリスクを高めますから、健康診断の結果などで中性脂肪の値をきちんと確認しましょう。

中性脂肪を減らすために運動をおすすめしたい3つのワケ

中性脂肪が増える原因は、食事でとった糖質や脂質をエネルギーとして消費しきれていないことです。当然食事の見直しも大切ですが、食べたいものを我慢するのは大変ですし、無理は長続きしません。まずは、普段の生活に運動をプラスすることがおすすめします。

その理由を、3つにまとめてみました。

3つの理由

1.中性脂肪の過剰合成防ぐ&分解を促すことができる

運動することで血液中のエネルギーを消費することで、中性脂肪が合成されにくくなると言われています。また、血中のエネルギーが不足すれば、体は血液中の中性脂肪を分解してエネルギーに変えるため、自然と中性脂肪が減っていくのです。

すでに蓄えられている体脂肪にもアプローチすることが可能なので、日々の運動量を増やすことを意識しましょう。

2.高血圧や血糖値にも影響あり

適度に体を動かすと血管が広がるため、血圧が下がります。また、血中の糖質をエネルギーとして消費することで、血糖値の安定にもつながりますよ。

3.基礎代謝量をアップさせて溜めこまない体質に

筋肉量が増えると、基礎代謝量があがって太りにくい体になります。基礎代謝とは、特に運動をしなくても消費されるエネルギーのこと。10代がピークで、年齢が上がれば上がるほど基礎代謝量は低くなる傾向にありますから、意識して筋肉量を増やしたいところです。

中性脂肪を効率良く減らしたいなら「筋トレ」と「有酸素運動」を

エネルギーを消費して中性脂肪を減らすためには、「有酸素運動」を行うのが良いというイメージがあります。しかし、「筋トレ」も重要なことを知っていましたか?

本格的にジョギングや水泳などを始める前に、「筋トレ」を通して筋肉量の底上げをしておくと、ワンランク上の効果が期待できます。先にもお伝えしましたが、筋肉量が増えて基礎代謝量が上がった状態は優秀なエンジンを積んでいるようなもの。有酸素運動によって消費されるエネルギー量をアップさせるのです。

そのため、ふたつの運動を組み合わせて行うことが、解決への近道と言えるでしょう。

オアシス多摩川店なら無理なく運動を始められる

オアシス多摩川店には、初心者でも使いやすいマシンが揃っています。自分のペースで筋トレや有酸素運動に励むことができます。また、ジムスタッフがあなたに合った運動プランや効果的なトレーニング方法をご紹介するので、無理なく運動を習慣化できますよ。

中性脂肪だけではなく、腰痛や肩こりなどの気になる体の不調もエクササイズを通して改善を目指してみませんか?