【腸内環境改善&ダイエット】オートミールを食べるメリット3つ
「オートミール」には、なんとなく身体にいい&ダイエットにもいいというイメージがありますよね。でも、そんなイメージが当たり前になってしまい「結局、どんなメリットがあるんだっけ?」と、具体的な魅力についてお忘れの方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、オートミールを食事に取り入れるメリットを改めて解説したいと思います。
オートミールとは
オートミールとはオーツ麦という穀物を脱穀し、調理しやすく加工したシリアルのことです。「oats(オーツ麦)」と「meal(食事)」という英単語を掛け合わせ、「オートミール」と呼ぶようになったのだとか。 穀類を加工したシリアル食品のグラノーラに含まれていたり、市販のパンやお菓子にも活用されていたりするので、誰でも一度は目にしたことがあると思います。 主要な栄養素は炭水化物と食物繊維です。穀物のなかでも、特に食物繊維が多く含んでおり、その量は玄米の約3倍、白米の約22倍とも言われています。そのため、ダイエットをしている方や健康的な食生活を大切にしている方に人気の食品なんです。 【オートミールの栄養価(100g当たり)】 エネルギー:350kcal タンパク質:13.7g 脂質:5.7g 炭水化物:69.1g 水溶性食物繊維:3.2g 不溶性食物繊維:6.2g ※食品成分データベース(文部科学省)より そんなオートミールの魅力や特性を3つまとめてご紹介します。
腸内環境が整う
上記の表でも説明したとおり、オートミールには水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方がバランスよく含まれています。食物繊維は腸内細菌のエサになるため、便通の良化に効果的だと言われています。 【オートミールの食物繊維量(100g当たり)】 ・水溶性食物繊維:3.2g ・不溶性食物繊維:6.2g 水溶性食物繊維は、水に溶ける性質を持つ食物繊維です。水分保持力が高く、水に溶けるとゲル状になるため、便を柔らかくしてくれます。不溶性食物繊維は、水に溶けない食物繊維のこと。腸内で水分を吸収して膨らむことで、便意を促します。 この水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がバランスよく含まれているオートミールは、腸内環境を整えるのにぴったりな食品と言えるでしょう。
血糖値の上昇が穏やかな「低GI食品」
GI値とは食後の血糖値の上昇度を数値化したもの。オートミールの値は白米や食パンよりも低い55で、低GI食品に分類されています。 オートミールにたくさん含まれている水溶性食物繊維の一種である「βグルカン」には、糖の吸収をおさえて、血糖値の上昇を緩やかにする作用があるそうです。血糖値の上昇が緩やかになると、糖を脂肪に変換するインスリンの分泌を抑えられるため、オートミールは太りにくい食品だと言われています。
簡単調理で美味しく食べられる
オートミールは、そのまま食べると麦の風味を感じるくらいで、ほぼ味がしません。その分いろいろなアレンジを加えて、食卓を豊かなものにすることができるんです。 【お茶漬け】 市販のお茶漬けのもとをオートミールにかけて、お湯をそそぐだけでOK。お湯を吸ったオートミールのおかげで腹持ちがいいため、簡単な朝ごはんやお夜食にぴったりです。 【オーバーナイトオーツ】 ヨーグルトとオートミールを混ぜて、冷蔵庫で一晩寝かせます。ドライフルーツや蜂蜜を一緒に加えると、甘味が加わってより美味しくなりますよ。トッピングとして果物やナッツをのせたり、ヨーグルトを、牛乳・豆乳・プロテインに変えたりして楽しんでいる方も。
以上、改めて知りたいオートミールの魅力3つでした。オートミールは水分を加えて、ふやかすことでポテンシャルを活かすことができる食品です。凝った料理も、お手軽クッキングもできるので、いろいろなアレンジを楽しんでみてください。
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