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ダイエットの停滞期を脱出する方法「チートデイ」とは?

ダイエットの停滞期を脱出する方法「チートデイ」とは?
ダイエットを続けていると誰でも感じる「停滞期」。急に体重が落ちなくなり、焦りを覚えた経験をお持ちの方も多いはずです。
そこで今回は「停滞期」が訪れる理由と、それを乗り切るための「チートデイ」について解説します。
目次
停滞期はどうして訪れるの?
停滞期が訪れるタイミングには個人差がありますが、ダイエットをスタートしてから2ヶ月目のあたりで経験する方が多いようです。また、停滞期が続く期間が1ヶ月間の方もいれば、2週間で終了する方もいます。タイミングや期間はバラバラと言ってもいいと思いますが、順調に減っていた体重がある日を境に変化しなくなる辛さはみんな同じです。
そのダイエットの停滞期には、身体を一定の状態に維持しようとする仕組みである「ホメオスターシス」が関係していると言われています。
ホメオスターシスとは、生命維持に必要な生理的な機能を正常に保とうとする身体の仕組みのことです。ダイエット中は摂取カロリーよりも消費カロリーが高くなるように調節しますから、程度はどうあれエネルギー不足状態に陥っています。すると、「このままでは命が危険だ」と身体が判断し、体重減少を遅らせる仕組みのスイッチが入ってしまう。それが停滞期の正体なんです。
健康を保つための機構とはいえ、理想のボディを目指す方にとっては少々厄介な本能ですね。
チートデイのメカニズム
この省エネルギーモードの身体を通常運転モードに切り替え、脂肪燃焼のスイッチをオンにするために「チートデイ」を取り入れましょう。
チートデイとは、「ダイエット中に好きなものを自由に食べる日」を意味します。普段の摂取カロリーを上回る食事を補給することで、身体に自分が飢餓状態ではなく元気であることを伝えることができます。
減量するために控えていた食品をあえて口にすることで、ダイエットのストレスを解消。不足していた栄養素を摂取し、前向きな気持ちでシェイプアップに取り組めるようにするという目的もあります。
チートデイの具体的なやり方
・停滞を感じたら週に1日実施し、その他の日は節制を心がける。
・チートデイ時の1日の総摂取カロリーは「体重×40kcal」を目安にする。
・基本的にはなにを食べてもいいが、できれば不足していた栄養素を補える食品だと◎(多くの場合、ビタミン・ミネラル・食物繊維などを含むもの)
・野菜も摂取できるカレーライス、甘いフルーツ、ステーキや焼き肉など、脂肪になりやすい糖質や脂質が控えめの食べ物がおすすめ。
・中途半端な食事量はNG。いつもの食事よりも多めに食べる。
・チートデイを行った日は消化器に負担がかかるため、休息することを意識して運動は行わない。
・週に1日→二週に1日など、停滞感に合わせて頻度を減らしていけると◎。
以上、ダイエットにおける停滞期の仕組みと「チートデイ」について解説しました。ダイエットは心身への負担がかかるので、大変だと思います。チートデイを上手に取り入れることで効率よく痩せ、ポジティブな気持ちで自分と向き合えるようにしましょう。
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