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冷え性の原因とは?男性も必見の改善を目指す簡単下半身筋トレ<3つ>

冷え性の原因とは?男性も必見の改善を目指す簡単下半身筋トレ<3つ>
冬になると特に辛さを実感する「冷え性」。身体の冷えは万病のもとと言われ、放っておくと深刻な病気につながることもあります。布団の中でも手足が冷たい、お風呂に入ったあともすぐに手足が冷えるという方は要注意です。また、近年は身体の冷えを感じる男性も増えているんだとか。まずは冷え性になる原因を理解して、改善を目指しましょう。
目次
冷え性になる原因4つ
血流が悪くなることで手足の毛細血管まで血液が届かず、体温が下がる状態を「冷え性」と言います。特に実感しやすいのは寒い冬場ですが、季節や気温に関わらず冷えの症状が現れる場合もあります。それは、冷え性の原因として運動不足による筋力低下や基礎代謝の低下などといった、生活習慣に関わる項目が多数挙げられるからです。

【運動不足】
運動不足による筋肉の衰えは、冷えを引き起こします。筋肉は身体のすみずみまで血液を運ぶためのポンプの役割を担っているからです。特に、ふくらはぎの筋力低下には注意しましょう。血液が心臓へ戻りにくくなり、血行が悪くなってしまいます。

【加齢による基礎代謝の低下】
加齢と共に基礎代謝が低下すると体温が低くなり、冷え性の症状が出やすくなります。

【食生活の乱れによる栄養素の不足】
炭水化物や脂質中心の食事はNGです。ビタミンやミネラルなどの栄養素が不足すると、血流が悪くなり、冷え性を引き起こしやすくなります。
また、血の巡りが良い状態であっても、血液の中に酸素が少ないと貧血になってしまいます。血液中で酸素を運ぶ役割を持つ赤血球のヘモグロビンは鉄分でできているため、不足すると貧血の症状が出ると共に、冷え性などの不調が起こります。

【喫煙】
タバコを吸うと毛細血管が収縮し、血行が悪くなります。従って、冷え性の症状が出やすくなるのです。
冷え性を改善するためには?
重篤な症状が出ている場合は医療機関への相談をおすすめしますが、定期的に運動して筋力と基礎代謝を高めたり、栄養バランスが整った食事を心がけたりなど、生活習慣の見直しを行うことで、冷え性改善を目指すことが可能です。夏場も冷たい飲み物を避けて、常温や温かい飲み物を選ぶのも、内臓の冷えを防げるのでいいですね。
特に筋力と基礎代謝はなにもしないでいると低下していくばかりなので、冷え性の改善目的だけでなくアンチエイジングや生活習慣病予防のためにも運動習慣を作りたいところです。そこで、血行促進に効果的な下半身の筋肉を刺激する、簡単なトレーニングメニューを紹介します。どれも1日10回でいい時短筋トレなので、毎日の生活に取り入れてみてくださいね!
「ハーフスクワット」で太ももの筋肉に刺激を
ハーフスクワットは、下半身全体を効率良く鍛えられる超王道トレーニングです。主に太ももとお尻の筋肉が刺激されます。胸を張って、椅子に座るように腰を落としましょう。

1.	肩幅よりも少し広めに足を開き、お尻を後ろに突き出して股関節から曲げます。
2.	膝がつま先よりも前に出ないように意識して動いてください。
3.	背筋を伸ばし、腹筋に力を入れて10回頑張りましょう。
身体を真下に落とすのがポイント「フロントランジ」
こちらもハーフスクワットと同様に、下半身全体を鍛えられるトレーニングです。脚の引き締めと代謝アップの効果が期待できます。膝をつま先よりも前に出さないこと。膝とつま先を正面に向けることを意識してください。

1.	足を肩幅程度に開いたら、片方の足を2歩分前に出しましょう。
2.	両方の膝が90度に曲がるまで腰を落とす動作を、ゆっくりと繰り返してください。
3.	足を入れ替えて、バランス良く10回ずつ行いましょう。
「サイドプランク&ヒップローテーション」で脚の付け根から回す
脚を付け根から回すことで、お尻の横の筋肉を刺激する種目です。腹筋に力を入れて、自然な呼吸を続けながら身体を動かしましょう。基本のポジションを作る際は、膝が前に出過ぎないように注意できるといいですね。

1.	身体を横向きにして、肘と膝とでバランスを取って姿勢をキープします。
2.	頭から膝までが一直線になるように意識して、上側の脚をぐるりと回しましょう。
3.	お尻の横の筋肉を使っていることを意識しながら、両方の脚をそれぞれ10回ずつ回してください。
以上、冷え性の原因と身体を温める簡単下半身筋トレメニューについて解説しました。下半身には身体全体の筋肉量の約7割が集まっています。脚やお尻の筋肉を動かして、血を心臓に戻すポンプ機能を高めていきましょう。
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