身体を温める食材として有名なのが「ショウガ」です。生のショウガには、発汗を促す効果があると言われています。手軽に使えるチューブタイプのおろしショウガを、冷蔵庫に常備している方も多いのではないでしょうか。 

そんなショウガを普段の飲み物に加えるだけで、身体を温めるドリンクを手軽に作れてしまいます。特におすすめなのが、温かい紅茶に入れることです。はちみつとの相性もいいので、甘いジンジャーティーでほっと一息ついてみてはいかがでしょうか？ 

また、コーラにショウガを加え、沸騰しない程度で煮る「ホットコーラ」も海外では定番ドリンクのようです。輪切りのレモンや他のスパイスを加えると、お洒落度がグッとアップしますよ。

温かい環境で身体をゆっくりと動かす「ホットヨガ」で、身体のすみずみまで血液を運びましょう。運動すると同時にリラックス効果も得られるので、緊張や自律神経の乱れによる冷え性の改善にもアプローチできます。 
ポイントは水分をたっぷりとること。水分補給をすると血の巡りが良くなり、老廃物が排出されやすくなります。体調不良を防ぐためにも、レッスンの前や途中にお水を飲むようにしましょう。
 
頻度やタイミングについては、週に1回・1ヶ月に1回でもOK。継続することで、冷え性の改善を実感できるはずです。 

運動面でもうひとつプッシュしたいのは、「スクワット」を行うことです。身体全体の筋肉のおよそ7割を占めていると言われている下半身を、まんべんなく刺激することができますよ。筋肉量が足りていないと感じている方は、1日10回でもいいのでおうちで続けてみましょう。 

私たちの身体は、まず足から冷えていくと言われています。また、重力の影響で身体の血液の半分以上が下半身に集中しています。そのため、足が冷えたままだと血が巡らず、肩こりや食欲不振などのさまざまな不調を引き起こすことも。 

寒い季節はコートで上半身を包んでいても、ボトムスはパンツ一枚orスカートにストッキングという女性が多いので、意識的に足を温めるようにしましょう。
 
むくみ改善等の理由で圧力が強い商品もありますが、身体を温める場合は締めつけの弱いものを選ぶようにしましょう。寝ているときなどの身体が動かない状態で着用すると、血管を圧迫して血流を妨げることで、さらなる冷えを招いてしまうこともあります。目的に合ったものを選ぶようにしましょう。