フィットネス・エクササイズ2021年1月25日
港北通信バックナンバー。今回は港北水泳コーナー「水泳のメリット」についてです。
水泳担当の千口です。今回は水泳のメリットをご紹介します。水泳はまず大きく2種類に分ける事ができます。 1.競泳…競技水泳、競技的に全力で泳ぐ水泳の事 2.遊泳…有酸素運動の範囲内でゆったりと漂うように泳ぐ水泳の事
遊泳は健康維持の為に一番理想的なスポーツと言われています。その理由は…
1.リズミカルな全身有酸素運動なので、呼吸・循環系に非常に良い運動で心肺機能の強化ができる 2.軽い心疾患や高血圧の運動療法としても利用でき、心筋梗塞や狭心症の予防効果が期待できます(事前にお医者様にご相談する事をオススメします。) 3.運動中、水圧が加わるので、静脈血が心臓に戻り易いので、心室に多量の血液が充満して、少ない心拍数で血液を送り出す事ができ、心臓の負担が少なくなります。 4.浮力によって身体が浮く為に足腰に強い衝撃が加わりにくく、膝関節に障害がある方、妊娠中の方、喘息の方にもオススメできると言われています。 5.中高年者は骨格や筋肉が加齢により衰えてきますが、水泳は軽い負荷で弾力性のある運動なので、筋力維持のトレーニングや骨の若さを保つ事による造血作用を高進させることができます。
このような理由から、水泳は一生涯のスポーツとも言えるのです!まだプールに脚を運んだ事の無い方は是非、自分の身体の為にも始めてみて下さい。
※水の主な特性 ・浮力…身体が軽くなり、下半身の負担が大幅に軽減されます。沈める深さで負担を調節できます。深く沈めると浮いた状態、身体を立てる事で足元がしっかりしていきます。 ・抵抗…水中で動くスピードが速くなればなるほど、抵抗が大きくなります。(腕を動かして頂くと体感できます。)速度を自分で調節する事で、運動強度を自由に操る事ができます。 ・水圧…深さによって増すので、立った状態では足の側から上半身に向かって水圧が減少する事になります。水中で歩く時に足を上下すると圧力変動により、静脈還流が促進され、血液循環が良くなります。 ・水温…水は空気に比べ、熱の伝わりが大きく増します。熱は温度の高いところから低いところへ流れますから、冷水だと温水に比べ、体温を奪われます。身体は体温を維持する為に熱生産を高め、風邪への抵抗を高めることができます。
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